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「スター・ウォーズ」のライブアクション・テレビドラマはどうなったのか?


2005年に「スター・ウォーズ/シスの復讐」が公開され、長年に渡る「スター・ウォーズ」シリーズは完結した。
しかし、このときジョージ・ルーカス監督は「スター・ウォーズ」を実写版のテレビシリーズにする、と発表していた。

あれから6年。スピンオフとしてアニメーション番組の「クローン・ウォーズ」シリーズは製作されたものの、実写版テレビドラマは実現する気配すらない。

いったいどうなっているのだろうか?

今回はこの点について最新情報も踏まえて考えてみよう。



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ルーカスはもともと実験映画の手法を好む監督だったと言われている。
学生時代に撮影した短編映画やデビュー作の「THX-1138」などは実験色の非常に強い作品だ。


<こちらはルーカスが撮った短編映画「Freiheit」>


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<このDVDには劇場版「THX-1138」の元になったルーカスの短編映画「THX-1138:4EB」も収録されている。短編映画は日本では「スター・ウォーズ/日本語版」が松竹によって公開された際に「電子的迷宮」の題名で併映された>



自身も実験映画には強い関心を常に示しており、1970年代からデイヴィッド・リンチ監督の実験映画の傑作「イレイザーヘッド」を高く評価し、リンチ監督に「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」の監督をオファーしている。


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また、ルーカスは写真家のアンセル・アダムスが好きで、自身のプロダクションであるスカイウォーカー・ランチはアダムスの影響が反映されているという。


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<こちらはアダムスの作品についての書籍。「スター・ウォーズ」の熱心なファンであれば、一度は読んでおかなければいけない必携の本。アダムスの作品は「スター・ウォーズ」にも色濃く反映されているといわれている>



以前からルーカスは「スター・ウォーズ」のヒットから距離を置くかのように実験映画に回帰したい、という発言を繰り返していた。
特に1983年に「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」が公開され、旧三部作が一応の完結をみたときには「スター・ウォーズはもう作らない。実験映画を作りたい」と公式に発言していた。

しかし、1983年以降、ルーカスは実験映画をまったく製作しなかった。
プロデュースの形で製作にかかわった「ハワード・ザ・ダック」、「ラビリンス」は興行的に失敗。成功作の「インディ・ジョーンズ」にしても非常に娯楽色の強い作品だった。実験映画とはとてもいえない作品だ。


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その後の長いブランクを経て、ルーカスが着手したのが「スター・ウォーズ」の新作シリーズ、さらに「インディ・ジョーンズ」の第4作目の製作。まさにかつての商業的成功を再び目指したかのようだ。
これではルーカスは「スター・ウォーズ」と「インディ・ジョーンズ」を生んだ監督としてしか記憶されなくなってしまう。実験映画はどこにいったのだろうか?

実はその答えが「スター・ウォーズ」のテレビシリーズになるはずだったのかもしれない。
ルーカスはこのテレビシリーズを「実験的な作品群」と説明していた。
時代的には「シスの復讐」からエピソード4まで、すなわち主人公のルークが成長する時代をえがくことになる。しかし、ルーカスは「これはスカイウォーカー一族の話ではない」として「帝国の存在は知っている。皇帝がいることも知っている、でもそういった人々には会ったこともない、スター・ウォーズの世界の中に生きているが今までの物語とは関係ない。そういった人々を描きたい」と説明していた。
「スター・ウォーズ」というフィクションの世界を使って、映画には登場しなかった人々を描き、さまざまな実験を目指す、そんな作品を考えていたようだ。

しかし、このテレビシリーズ企画、まったく実現の気配がない。
2010年に「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」リバイバル公開の際にルーカスはテレビシリーズについて「休止中」と言っただけだった。

しかし、今年になって「クローン・ウォーズ」シリーズのデイブ・フィロニ監督が「企画段階だが、まだ継続中だ」と説明した。

実現してもらいたいところだが、最近のルーカス監督の行動を読むのは難しい。
日本ではあまり話題になっていないが、ルーカスはプロデュースの形で実はすでに「スター・ウォーズ」とは独立した作品を一本完成させている。第二次世界大戦の飛行機部隊を描いた「Red Tails」がそれだ。しかし、この作品、ルーカスは出来が気に入らないらしく現在、お蔵入りになってしまっている。

最近は来年から始まる「スター・ウォーズ」の3D公開に熱心なようだ。一年に一本ずつで6年かけて「スター・ウォーズ」を3D化させるらしいが、これに関しても最近、プロデューサーのリック・マッカラムが気になる発言をした。それによると、まずエピソード1の「ファントム・メナス」を3D化するそうだ。それで興行的に成功すれば、その後も3D公開する、ということらしい。「ファントム・メナス」はファンの間でもすこぶる評判が悪い。この作品を3D化して、成功するのだろうか・・・・。

いずれにせよ、今後のルーカスの活動に注目したい。




「スター・ウォーズ」の第一作目が1977年に公開された大ヒットした。しかし、その裏にはさまざまなドラマがあった。
「スター・ウォーズ」と黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」の密接な関係とは?果たしてダース・ベイダーはいつから「ルークの父」と設定されたのか?
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  • Date : 2011-06-15 (Wed)
  • Category : 未分類
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