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パリ/カルティエ美術館「メビウス展」

パリのカルティエ美術館で現在開催中の「メビウス展」に遅ればせながら行ってきた。



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メビウスと言えば80年代にSFファンだった人にはたまらない人物だろう。まだ大友克洋氏の「AKIRA」の連載も始まったばかり、宮崎駿監督も今ほど崇拝されていなかったあの頃、当時の日本の漫画とはまったく異なるセンス・オブ・ワンダーを感じさせてくれたのがメビウスだった。

1960年代から漫画家として活躍していたメビウスがSF界に衝撃を起こしたのは70年代中半に発行された「メタル・ユルラン(アメリカ翻訳版はHeavy Metal)誌」においてだった。
ここで発表されるSF漫画の新しい風は世界を圧倒した。

折りしも70年代の後半は「スター・ウォーズ」や「未知との遭遇」に始まるSFブームを迎え、ハリウッドと異なる魅力を発揮するメビウスらのフレンチSFコミックはSFファンに熱狂的に迎え入れられた。ハリウッドの骨太で娯楽性を追及した作品とは異なるスタイリッシュでおしゃれな感覚のSFだった。

代表作である「アンカル」はつい最近になって日本でも完全邦訳版が発売された。

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メビウスの描く世界は漫画だけでなく映画の世界にも影響を及ぼした。

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最近、続編が製作された「トロン」などなど。

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メビウスの作品は大友克洋氏や宮崎駿監督に大きな影響を与えてきた。

そんなメビウスの展覧会だ。SFファンとしては見逃せない。

すでに開催期間が後半になっていたが、会場にはまだ多くの人が詰め掛けていた。

まずは漫画の原稿の展示が一階にあった。これらの展示はメビウスの筆遣いのひとつひとつが感じられる迫力だ。地下一階には油絵などのアート作品が展示されている。
絵画には疎いので、間違っているかもしれないが、これらの作品は肉筆にもかかわらず印刷のように感じられるすばらしい作品群だった。美しくて見とれてしまった。私の前に立ってみていた女性はボーッとした様子でつい、作品に触れようとしてしまった様子で、あわてて私のほうを振り返ると苦笑いをしていた。
地下一階では作品の製作ドキュメンタリーも上映していて充実していた。

秀逸は一階で上映されているメビウスの短編を原作とした3DCGアニメだ。

この作品は短編「La Planete Encore」を原作にしている。そもそもこの「La Planete Encore」は自動車会社のシトロエンの依頼で製作されたプロモーションの「The Star」シリーズが元になっている。このシトロエンのPRではStanとAtanの二人の男が見知らぬ惑星を旅する設定だった。これにインスパイアされて執筆されたのが「La Planete Encore」だ。



そして、この作品をCG化したのが今回の上映作品だ。
ハリウッドの大作CGとは違う圧倒的な世界観が感じられる作品だ。スタイリッシュで見ている者が圧倒される。わずか8分の上映なのに、深く心に刻まれて忘れられない作品だ。この作品を見るだけでもパリまで行く甲斐があるというものだ。

原作が掲載されているのはこちら(台詞はないのでフランス語が読めなくても問題ない。日本のアマゾンでは現在入手不可のようだ)
moe 1

最後に二階にある販売コーナーで書籍を購入。残念ながら公式アートブックは売り切れだったが、こちらの本を購入した。これまた美術書として一級の書籍だ。
moe2.jpg

70年代から80年代のSFがスタイリッシュだった時代が懐かしく思い出され、楽しい時間となった。


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  • Date : 2011-02-28 (Mon)
  • Category : アート
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