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「フランケンシュタイン」にまつわるお話

「フランケンシュタイン」といえばだれでも知っているキャラクター。



「フランケンシュタイン」とは怪物を作り出した科学者の名前だ。
彼は人間の死体をつなぎあわせて怪物を作る。



しかし、その醜さに絶望し、怪物を見捨ててしまう。怪物はフランケンシュタインに姿を消す代わりに異性の怪物を作ることを要求するが・・・。




執筆したのは女性作家、メアリー・シェリー。

「フランケンシュタイン」の原作には3つの異なるバージョンが存在する。

一番最初の着想がシェリーに生まれたのは18歳の時だったようだ。

有名なディオダディ荘の怪談談義だ。

これはスイスのレマン湖畔に建つディオダディ荘に詩人のバイロンとシェリーら一行が長雨で動きがとれなくなった際に、退屈しのぎに「皆で怪奇話を書こう」ということになったことに由来する。

そこで得た着想をもとにシェリーはのちに「フランケンシュタイン」を完成させた。

このときの様子は何回か映像化されている。

(こちらが有名)


(こちらはヒュー・グラントが出演していた)

さて、「フランケンシュタイン」の3つのバージョンだが、第一バージョンは最初のレマン湖での着想をもとに書かれたノート2冊分の小説でこれは2008年にようやく正式に出版された。
第二バージョンは1818年にシェリーの夫によって出版。第三バージョンは1831年にシェリー自身が大幅に改定して出版されている。

当然、これだけの作品だからすぐに舞台化されている。
現代の「映画化」に相当するだろう。

そのさいの宣伝文句が「Do not take your wives, do not take your daughters, do not take your families(妻を連れて行ってはいけません。娘を連れて行ってはいけません。家族を連れて行ってはいけません)」というのが興味深い。
まさに現代の恐怖映画のキャッチフレーズのようだ。


しかし「フランケンシュタイン」が世界に与えた影響は大きい。

映像化に関してもケネス・ブラナーによる原作に忠実(とされる)映画版もあるが、なんといってもそのイメージが定着したものにボリフ・カーロフの演じたフランケンシュタインが挙げられる。

(ケネス・ブラナー版)



余談だが「フランケンシュタイン」とよく並び称される「ドラキュラ」。このドラキュラ役を演じてイメージを定着させたのはベラ・ルゴシだが、彼はカーロフに大変なライバル心を持っていたとか(詳細は映画「エド・ウッド」に詳しい。





「フランケンシュタイン」はさらに映画「ミツバチのささやき」においても重要なイメージになるが、この作品が宮崎駿の「となりのトトロ」に影響を与えていることは有名だ。

(ミツバチのささやき)

「フランケンシュタイン」に接したのは藤子不二雄の「怪物くん」という人も多いかもしれない。



改めて原作を読んでみると、これは映画「ブレードランナー」とテーマは同じなのかもしれない、と思う。

そういえば「ブレードランナー2」が製作中だとか。
ハリソン・フォードは一作目の撮影中から監督のリドリー・スコットと対立したこともあって作品に否定的だったが、続編にも出演の予定だそうだ・・・。

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  • Date : 2016-09-10 (Sat)
  • Category : 書籍
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