プロフィール

maribu

Author:maribu
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター
571

「君代憤怒の河を渉れ」と日中関係

高倉健主演、佐藤純弥監督の「君代憤怒の河を渉れ」は日中関係に大きな即席を記した。

今回はそのあたりを・・・。

この作品そのものは濡れ衣を着せられた高倉健演じる検事が、逃亡生活を送りながら事件の真相に迫っていくサスペンス作品だ。

それを追う警察サイドを演じた原田芳雄の熱演もすばらしいのだ。

原作は西村寿行の小説だが・・・。



内容的には「逃亡者」を彷彿とさせる。





政策されたのが1976年ということもあって、今の映画の感覚でいうとどうしても違和感を覚える設定やBGMもある。

しかしそれでもなおこの作品が果たした役割は大きいのだ。

この作品は文革によって疲弊した中国において公開されて、大ヒットを記録したのだ。

この映画の中国公開によって主演の高倉健の人気は沸騰。高倉健の上方を模倣した主人公が登場する中国映画がたくさん作られたとか。

詳細についてはこちらの書物に詳しい(かなり資料的価値も高いので、映画ファンであれば必読だ)。



また高倉健を助ける恋人を演じた中野良子は中国で大変な人気を博し、90年代には中国の映画にもアイドル的に出演していた。

(こちらの作品に出演。いい映画だったと思う)

また高倉健も中国で製作された「単騎、千里を走る」に主演している。




しかし、この作品の中国公開時の反響はすごかったようだ。

私の知り合いでもこの作品をリアルタイムで劇場で見ている中国の人は皆、このテーマ曲が口ずさめた。

それくらい思い入れがあるのだろう。
ジョン・ウー監督もその一人なのだろうか。現在、福山雅治主演でリメイクが進行中だ(題名は中国公開時の題名「追補」)。


そもそも文革によって社会が疲弊していた中国で、この作品の中に描かれた日本の姿は中国の人に華やかに見えたのかもしれない。

さて、中国が経済繁栄を生み始めた90年代に、これまた製作したアメリカではパッとしなかったのに大ヒットした作品があった。


それはシュワちゃん主演の「トゥルーライズ」だったそうだ。



ヒットする映画にも世相は反映されるのだ。








スポンサーサイト
  • Date : 2016-08-21 (Sun)
  • Category : 映画
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
Return to Pagetop