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イギリスをめぐる書籍あれこれ

昨日の朝日新聞の「朝日新聞グローブ」に「本を手に、旅に出よう」という紹介記事の中でロンドンからの案内で3冊の本が紹介されていた。

どれも英語の原著だが・・・私もイギリスに8年間住んでいたのだが、その感想から朝日新聞で紹介された本も含めてイギリスについて述べた本を紹介したい(日本語のもの中心)。



まずは朝日新聞での紹介されていたこちら「Notes from the small islands」。

著者のブライソンはアメリカ人だが英国で長い間働いてきた。
代表作としては「人類が知っていることすべての短い歴史」がある。




この「人類が知っていることすべての短い歴史」もそうだが、ブライソンは難しいことも噛み砕き、さらにユーモアを交えて説明する天才である。日本にももっと紹介されていい作家だと思うのだが・・・。いずれこのブログでも彼の作品についてもっと紹介したいと思う。

ただ、今回朝日新聞が取り上げたこの「Notes from the small islands」、これは日本人がそのまま楽しめる類の本ではない。長年イギリスで活躍した著者がアメリカに帰国するにあたって気ままにイギリスを旅して、その感想を述べた紀行文のような作品だ。相変わらずのユーモアのセンスで思わず笑ってしまったり、また一方でなるほど、と納得されられることも多い。しかしこの本は基本的にはイギリスで暮らしている(または暮らした経験のあるもの)を対象に執筆さえている。いきなり言われてもわからないネタも多いのかなと思う。

さて、そんなイギリスのすばらしさを知りたい人にオススメなのがこちら。

  

SF作家として活躍する田中芳樹氏が英国の楽しさを存分に語っている。私も英国に渡る前にこの本を読んで期待感を高めていった。対談形式で読みやすいのも特徴。


そして英国人の目から見た英国事情という点において面白いのがこちら。



著者はオックスフォード大学卒のエリートだが、そんなエリートの中にも家柄による階級社会が存在することなど、イギリスの歴史から日常生活までわかりやすい記述で楽しませてくれる。

最後に最近話題作の多い佐藤優氏のこちらの作品。

   

こちらの作品は佐藤氏の英国留学の中で知り合った少年とのふれあいを通じて英国の持つ階級社会や考え方にいたるまでするどく考えさせられる一冊。

私も英国で子供を普通の公立小学校にいれたのが、日本人のセンスだけで教育を考えてはいけなかったことを痛感した。のちに子供を私立の小学校に入れたのだが、英国における公立、私立小学校のスタンスの違いから教育法にいたるまで多くのことを学んだ。

佐藤氏の一冊はそのあたりの英国のかかえる教育の矛盾点にいたるまでするどく切り込んでいて、氏の洞察力、分析力に改めて敬意を抱いた次第。



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  • Date : 2015-07-20 (Mon)
  • Category : 書籍
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