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追悼・南部陽一郎博士

ヒッグス粒子の基礎となる理論をはじめ数多くの業績を物理学に残した南部博士が逝去された。

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わたしは物理学は専門ではないが、南部博士の言葉の数々に感銘を覚えてきた。

決して偉ぶらず、若手の研究者の意見にも真摯に耳を傾けるタイプの科学者だったそうだ。

科学者として本当に優れた業績を発表される方は概して他人の意見にも真摯に耳を傾けてくれる。
つまり科学者としてのモラルにも気遣いがある。

それは真の科学者としての苦悩も多数経験されているからだ。

突出した先見性と才能に飛んでおられた南部博士も若いころは思うように研究がすすまず焦りを感じたこともあったそうだ。
その苦悩があるからこそ、科学者としてのモラルの高い方なのだろう。

現代において60-65歳くらいの科学者とされる「学会に幅を利かせている世代」は年功序列にどっぷりと浸かっている人が多い(もちろん例外もいるが)。この世代は「勉強」は出来ても「学問」ができないのが特徴だ。彼らは自分で考えず、他人の業績にのっかることに長けている。ときに「共同研究」の名の元に他人の業績を盗み取ることだってしてしまう。そうやって出世や名誉を手に入れることしか考えていない。こんなタイプの(自称)科学者は当然、若い頃に「科学者の苦悩」などというものは感じたことはない。そもそも科学における真理の追究にも興味がないのだ。あるのは名誉欲だけ。
私は生物科学系の教授職にあるが、この60-65歳前後の自称「世界的権威」にずいぶん脅迫されている。

産経新聞の追悼記事にあった南部博士の言葉が心に沁みた。

「学びて思わざれば則ち暗し、思いて学ばざれば則ちあやうし」

心からお悔やみ申しあげます。
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  • Date : 2015-07-19 (Sun)
  • Category : 科学
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