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松本清張と映画と「張り込み」と

松本清張原作、野村芳太郎監督の「張り込み」のメイキングと清張作品の映画化についての論考。

映画/ミステリーファンなら必読!


清張映画にかけた男たち: 『張込み』から『砂の器』へ清張映画にかけた男たち: 『張込み』から『砂の器』へ
(2014/11/27)
西村 雄一郎

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本書の前半は「張り込み」の撮影時にロケ隊が宿泊した旅館の息子だった筆者の思い出とともに映画化の過程を克明に追っている。


<あの頃映画>張込み [DVD]<あの頃映画>張込み [DVD]
(2013/01/30)
大木実、田村高広 他

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 もちろん「張り込み」は見たことはあったし、本書を読むにあたってもう一度見直しておいた。しかし、筆者の「張り込み」に対するこだわりは並大抵ではなく、映画を1回や2回見ただけでは、この本に鬼才されているディープな世界は完全に理解はできないだろう。

 しかし、それだけに資料的な価値は高く意義深い本だ。

 後半は「霧プロ」にはじまる松本清張自身が自らの文学作品の映画化に取り組む過程が描かれている。鍵となるのは問題作「黒地の絵」の映画化であり、その中で野村監督と松本の協調とそして確執が描かれる。


黒地の絵 (新潮文庫―傑作短編集)黒地の絵 (新潮文庫―傑作短編集)
(1965/10/19)
松本 清張

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今の常識で考えて、作品のテーマからしても「黒地の絵」は映画化不可能だろう。

でもこの作品がきっかけとなって「砂の器」をはじめとする一連の傑作清張映画が生まれたのだ、ということがよく理解できた。

清張作品に限らず戦後ミステリー/娯楽映画史としても、すばらしい作品だ。
必読。

著者は黒澤明の研究でも知られている。
「巨匠のメチエ」は黒澤ビギナーにとっても大変勉強になる。


巨匠のメチエ―黒沢明とスタッフたち巨匠のメチエ―黒沢明とスタッフたち
(1987/05)
西村 雄一郎

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私も高校時代に初めて読んだ黒澤の解析本が「メチエ」だった。

西村氏の本は映画ファンには必読だ。

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  • Date : 2015-03-28 (Sat)
  • Category : 書籍
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