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なんだこの生物は?新種発見の報告

海面下2500メートルの深海で新種の生物が発見された。

まずはその奇妙な姿をご覧あれ。

発見されたのはインドネシアとフィリピンの間にあたるセレベス海の深海。

体長は94ミリもある。ミミズなどと同じ環形動物の一種と考えられTeuthidodrilus samaeと名づけられた。
深海に降るマリンスノー(水中のプランクトンの死骸などが深海に向かってまるで雪のように降る現象)を主な食料源にしていると考えられている。

昔、バージェス頁岩群から発見された「カンブリア期の生命の爆発」の化石から得られる当時の奇妙奇天烈な生物を紹介したスティーヴン・J・グールドの「ワンダフル・ライフ」という本があった。

ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF)ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF)
(2000/03)
スティーヴン・ジェイ グールド

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グールドがこの本の中で展開した説は今では否定的な見解も多い。しかし、この本を初めて読んだとき、かつてこの地球上に住んでいた奇妙な生物の数々には圧倒された。

今回発見されたTeuthidodrilus samaeはこの「ワンダフルライフ」に載っていた奇妙な生き物を思い出させる。

科学の世界とは本当に面白いなあ、と改めて感じさせられる発見といえるだろう。

「ワンダフルライフ」もそうだが、面白い一般向けの科学読み物というのは少ない。
以前、このブログで紹介した「人類が知っていることすべての短い歴史」も数少ない「面白い」科学読み物のひとつだろう。

しかし、最近「これは面白い!」という科学読み物に出会った。
これがその本だ。

13 Things That Don't Make Sense: The Most Intriguing Scientific Mysteries of Our Time13 Things That Don't Make Sense: The Most Intriguing Scientific Mysteries of Our Time
(2010/02/04)
Michael Brooks

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この「13 Things That Don't Make Sense: The Most Baffling Scientific Mysteries of Our Time」は今日の科学では説明できない現象を13個取り上げて解説するものなのだが、ベラボーに面白かった。

「科学で説明できない」ものを説明するためにはまず「科学」を知らなければならない。この本はその逆転の発想から「現代の科学で説明できない現象」を紹介するために「現代の科学の最先端(もしくは現代科学の限界)」を提示しているのである。「科学で説明できない現象」に関してもその説明にあたって、決してオカルトなど怪しい方面に逃げているのではなく「今後こういう技術が発展すれば、説明できるはず」という論法で説明している。

まさにコロンブスの卵の発想で生まれた科学読み物だ。一度読み始めるとやめられない。

残念ながら邦訳がない。
しかし、英語そのものはわかりやすい。日本人は通常3年から長い人では10年以上英語を勉強しているはずだ。それだけ勉強していれば辞書さえあればこの本は読めるはずだと思う。

最近、英語の勉強本として「イギリスの小学校で使っているテキストで勉強する本」や「太った青い猫」の絵本の人気が高いようだが、自信を持って「本当に自分の読みたい本」を洋書で読んでいいと思う。日本人が英語の勉強に費やす時間はほかの海外の非英語圏の人とは比べて比べ物にならないほど長い。
「自分はじゅうぶん長い間、英語の勉強をした。これくらい読める」ともっと自信を持つべきかな、と思うことがある。

もし、英語を勉強したことがあって、科学に興味があるなら「13 Things That Don't Make Sense: The Most Baffling Scientific Mysteries of Our Time」はオススメの本だ。



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しかし、本当の野口英世の科学への貢献とはどのようなものだったのだろうか?
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JFK
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  • Date : 2010-11-25 (Thu)
  • Category : 科学
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